規則財政審査会議 基本方針
議長 三瀬 宏土
屋台骨
青年会議所において、議案書の作成は事業を構築するときの大切なイベントです。議案書の作成を通して、事業計画や収支予算の仕組みを理解し、誰もが納得する計画を立案できるようになります。つまり、ビジネスにおいても必須の能力を習得することになります。不出来な議案書は会議の円滑な進行を妨げるだけではなく組織を衰退に貶めるため、会議の構成メンバーは十分に準備を行い、論理を構成し、全体に向けて発信することが求められます。
規則財政審査会議は、新設される常任理事会議において議案書の齟齬を徹底的に指摘し、厳格なルールに基づいて運営を行うことにより、議案書の精度の向上に努めます。議案書の審査面については、審査の汎用性を高めることにより、作成者は遺漏のない議案書に仕上げることができるため、「議案のプロ」を増加させます。不確実性が高まる環境下、久留米青年会議所が創造的かつ機動的な組織となるための土台作りに繋がると考えます。財政面については、会員数が減少傾向にあるなか、諸事業に対する予算配分は慎重にならざるを得ない状況にあるため、実効的な予算配分と財務の健全性を担保すべく、可能な限りの経費削減と業務の効率化に着手します。会員には、経費削減に着手せざるを得ない状況に危機感を抱いてもらうことにより、会員拡大の必要性を認知させるとともに、会議体においても会員拡大を実行します。規則面については、定款や規定等の法的管理、コンプライアンスの遵守を通して、議案書が諸規則に準拠していることの確認を行うだけでなく、組織の規律を歪める行為や信義則に悖る行為について目を配り、組織の健全性が損なわれないように努めます。
以上により、議案書のプロフェッショナルが増加し、メリハリのある組織へ変貌することにより、生産性と創造性が高まるため、積極的な会員拡大の取り組みや未来に繋がる運動を発信できます。規則財政審査会議は久留米青年会議所の屋台骨となることを宣言します。
職務分掌
1.会員拡大を実行する
2.常任理事会議の設営・運営を行う
3. 定款・規定等の法的管理やコンプライアンスに基づく議案等の精査・審査を行う
4. 諸事業の予算・決算の精査・審査を行い健全な財務管理を行う
5. 8月第二例会の設営・運営を行う